間が空いてしまいましたが、第3回目です!

#01
#02


#13 深淵からの招待 → Death(死神)

意味:死と再生(意味のひとつ)

死神のカードを私は、「再生」と解釈しています。
しかもそれには、「死=終わり」があるからこその「再生」「始まり」。
それに大切なのは「決断」ではないかと思います。
決断がこれからを作っていく。新しいスタート。

完全なイメージでしかないのですが、死神のカードの立っているところは、
(絵柄ではなく、)精神的な淵にいる気がするんです。
ちゃんと終わらせることができるものは、はじめることができる。
それはきっと、簡単じゃないこともあるし、深淵のように底が見えなくて、時にすごく怖い。
だからこそ、その終わらせる「決断」と「スタート」に意味があるんだと思います。

"おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。"
というニーチェの言葉があります。

色んな解釈ができるかと思いますが、この表裏一体な感じ。
その部分が死神のカードを連想しました。

(大アルカナで一番好きなカードなので、つい長くなりました!)


#14 甘い毒 → Wheel of Fortune(運命の輪)

絵柄:運命対自由意志を表した輪
意味:定められた運命・転換・転機(意味のひとつ)

毒の種類にもよるでしょうが、毒というと死に至るイメージがある気がします。
毒を飲んだら死にます。これが運命。
で、そこにその毒を飲まないかを選べる自由意志。
おそらく、それを飲んだら死ぬ、というものを飲む人はあまりいないでしょう。
だけれど、それがとても甘いものだったら、甘くて心惹かれて抗えないようなものだったら。
それが、「甘い」と「毒」がくるくると回っているイメージです。

あと、この回から2クール目だったから、転換点?なんて笑



#15 硫黄降る街 → Judgement(審判)

絵柄:絵柄に同情している天使は旧約聖書に登場するガブリエルが描かれていると言われています。

旧約聖書の『創世記』に登場する背徳の街ソドムとゴモラを硫黄と火で焼き尽くしたのは、このガブリエルと言われています。


#16 裁きの門 → The Tower(塔)

絵柄:旧約聖書に出てくる「バベルの塔」が神の怒りに触れ落雷が落とされ、崩壊する様子が描かれている。
  (バベルの塔ではなく、「神の家」を表しているという説もある)

バベルの塔は天まで届く塔。人間の慢心が形になったような感じ。
同じ民族で同じ言語を使ってるからこうなるんだ!そうだ!言葉を乱して(わからなくして)やろう!
と、いかづちを落とし、人はバラバラの地へ。
という神様の裁きにより色んな言語ができたとかなんだとか。


#17 鉄の腸(はらわた) → The Chariot(戦車)

絵柄:二輪の戦車に乗った若い王の姿。下半身は2体のスフィンクスが率いる戦車と一体化している。

鉄って戦争にとって、とても重要だったものではないでしょうか。
なぜか、私は昔からいくさっていうと、「鉄」ってイメージが強いんです。
木製だった戦車は次第に鉄製になり…戦車はまさに鉄のように強く進むしかない。
そのパワーは、戦争に鉄が出てきた時に戦況が変わってしまうほどの力強さ。そんなイメージ。

そんな戦車(鉄)と一体化した下半身。
…イメージでしかないのですが!


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次回ラスト!.。゚+.(・∀・)゚+.゚