椎名林檎さんのこの曲が私は大好きなのですが、歌詞の一節の

こんな時代じゃあ手間暇掛けようが掛けなかろうが終いには一緒くた

ここがとてもこの(占い)業界っぽいなぁって聴く度に思います。



集客できれば(お金が儲かれば)、お客様が喜んでくだされば、有名になれれば、自分が楽しければ…色々あると思います。

他の職人系の業界も一緒かなとは思いますが、
占い師は、知名度・売上・占断(技術)・知識…などなどがイコールにならなかったり、比例しなかったりです。

だからこそ、占いのことなんて全然知らなくても、ちょっと聞きかじりでもやっている方もいるのです。
ビジネスに特化したり、有名になりたかったり、占い師なのに占い(技術)すっ飛ばしてスピリチュアリスト全開だったり。
占い以外のその要素が強すぎる人もいるかと思います。
反面、コツコツ研究して滅茶苦茶しっかりしているのに表に出ない人もたくさん。

すっごいなあ!って思うような人が無名だったり。逆に売れっ子なのに…ってこともあったり。
そんな時、とても複雑な気持ちになります。

だけど、彼女は曲中でこう歌います。

きっと違いの分かる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう


ええ、ほんとう。
そんな人のために、頑張れるのです。
そんな人に喜んでもらえるよう、頑張りたいのです。