断易について、自分が考える断易の魅力などを書いてみました。
講座受講など迷っている方の参考になれば幸いです。


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断易は、易で使用する六十四卦(※)に十二支を割り振り、五行の考え方(どの十二支がどの五行に当たるかや相生相剋など)を使って占断を行います。
とはいえ、周易(いわゆる一般的に「易」と言われてイメージする易)の解釈は使用しません。
そのため、周易の六十四卦の意味を覚えていなくても問題はありません

※名称として使うことはありますが、次第に覚えていきます。ですので、今後周易を学ぶ際には名称を覚えてしまうことはメリットにもなります。

十二支の関係は冲(西洋占星術でいうオポジション、以下括弧内同様)や三合(トライン)等その他複数ありますが、これにはキチンとした理屈があるため、丸暗記をしなくても、授業内で理論を理解できれば簡単に覚えることができます
西洋占星術のアスペクトの概念を知っている方でしたら馴染みやすいですし、知らない方でも形で理解し覚えられるので全く問題ありません。

また、五行については相生相剋(木生火、木剋土など)を使用しますが、よく耳にする「木火土金水」の順番が分かれば(覚えれば)ここの暗記の部分はほぼ問題ありません

さて。この断易で何ができるかと言いますと、一言で言ってしまえば、「何でも」占えます。
勿論、他の卜術でも何でも占えますが、断易は他の卜術と大きく違うのは、

・吉凶が非常にハッキリと出ること
・応期(起こる時期)をしっかりと言い当てること

ではないかと思います。

占いでは「断」と「象」の両方ができなくてはいけません。
断とは、「恋人は自分との結婚を考えてくれているか?」に対しての、イエス・ノー。象とは「恋人が自分との結婚を考えてくれるにはどうしたらいいか?」に対してのアドバイス等です。
断と象、どちらかだけでは占いは成立しません。

断易は「断ずる易」という名前の通り、「断」に非常に強い占いです。とはいえ、勿論「象」の部分もしっかり現れる占いなので、現場や実践では非常に重宝する占いです。

例えば、

・恋愛占、婚姻占、妊娠占
・入学占、就職占
・失脱占(失せ物占い)
・(どちらが勝つか、強いかの)選挙占、訴訟占、勝負占
・(お金を得られるか、株や土地等の相場の上下などの)求財占、相場占
・家宅占、安否占、病占、走人占(行方不明者)、霊祟占(霊について)

等、様々な分野があります。
占い師としてのモラルやマナーとして、「占わない」ことはありますが、やはり「占わない」と「占えない」とは大きく異なります。

上記の一例を見ていただくとお分かりになると思いますが、現実社会で生活するのに、また占いが必要とされる時に求められる占いは一通り可能となっています。

断易の占断は柔軟な発想は必要としても、「霊感」を必要としません。
ロジカルに考え判断できる思考、学び続ける姿勢があれば、誰でもできます。

断易は数ある卜術の中でもしっかりとした知識が必要となる占術です。
覚えなくてはならないことも色々とありますが、先述したとおり、キチンと理論を基礎から理解できていれば問題ないものばかりです。
ただ、その部分を飛ばして「丸暗記」してなんとかしようとすると、よっぽど記憶力に自信のある方でなければ、心が折れてしまうと思います。
(イメージ的にはタロットカードのカードの意味を“すべて”覚えようとするような感じです。)

ゆえに「しっかりとした基礎」と「確かな理論」を学ぶこと、そして「実践を繰り返す」ことで必ず一生の占術になると思います。

勉強するほどに占断の鋭さが上がり、占いの的中率も上がっていきます。
そのため、非常に「学びがいのある」占術と言えると思います。


以下に少し、依頼を受けた例を記したいと思います。

例1:サプリを購入したい。似たものがたくさんあるがどれが良いか?
この場合、Aサプリ・Bサプリ・Cサプリなどそれぞれ占ってみて、どのサプリが一番自分にとって効果がありそうかを占えます。どの程度の効果が見込めるかなどがハッキリ分かります。

例2:行きたい講座がある。行って良いか?
こういった場合は、行くことによって自分が得たい「主役(断易用語では用神といいます)」を決めて占います。
行くことによって、楽しめるか。今後、実践に活かして価格以上のもの知識を得られるか。学友ができるか。スキルアップになるか。などです。

例3:講座の開催をする。この受講料で人は集まるか?
かかる費用や欲しい収入など、現実的な考えを行った上で、値段設定と人数のバランスを見ることができます。

例4:子どもを早く持ちたいため、結婚を早めにしたいと思っている。今付き合っている恋人にそのつもりがないのであれば、別の人を探したい。彼は結婚を考えてくれているか?
吉凶が非常にハッキリとでるため、このように現実的な答えを知りたい人には鋭い切れ味の答えを出すことができます。

例5:とある株を購入したいと考えているが、この銘柄は上がるか?
株価の上下、及びその時期などハッキリと出すことができます。

例6:近頃、家の中で気配がする気がする。霊の仕業ではないか?
霊祟占というジャンルがあり、所謂「霊感」がなくても占いで判断することが可能です。また、お客様に答えをお見せして、理論立てて説明できるため、安心していただけることが多いです。

例7:今年一年の仕事運を知りたい。
この場合は、仕事運が指すものが財運(個人事業主で収入に変動がある方)か、出世運(お勤めの方で評価が上がるのか)など、知りたい内容を中心として、吉凶判断と応期判断などが可能です。

例を上げればキリがないのですが、このように色々な占的の吉凶判断が対応可能であること。
また、お客様が大切にする事柄を明らかにしてどうしたらいいのかを、具体的な時期を交えて占断することができます。

断易は現在扱える占い師がとても少なく(※)、マイナーな占術ではありますが、非常に現実と現場で使える占術ですので、とてもオススメです。

※とある全国展開しているお店で調べたところ、680人ほどの所属の中で、断易ができる占い師として紹介されていたのは5名でしたので、占い師の中でも1%にも満たない状態です。

私自身、本当に十二支の順番くらいしか分からないゼロからのスタートで始めています。
また、もし“今後ひとつの占術しか使えない”としたら、断易を選ぶと思います。
それくらい、大変興味深く、大好きな占術となりました。
ちなみに断易には、四字熟語がたくさん出てくるのですが、それが必殺技みたいで非常に格好良いです笑

例:合処逢冲(ごうしょほうちゅう)、貪生忘剋(どんしょうぼうこく)、冲空即起(ちゅうくうそっき)、絶処逢生(ぜっしょほうせい)、物来就我(ぶつらいしゅうが)、反徳扶人(はんとくふじん)、去煞留恩(きょさつりゅうおん)、助鬼傷身(じょきしょうしん)、随官入墓(ずいかんにゅうぼ)

などなど、格好良さそうなのをいくつか選びましたが、このようにたくさんあります。(やっているうちに嫌でも覚えます!笑)

私はこのような道具(神蓍)や古銭を使って占います。
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参考:こちらの対面鑑定の体験記事内にて断易で占っています。


大石先生による断易講座は大変分かりやすく、コンパクトに洗練された講義となっています。
また、授業については、予習や予備知識は必要ありません
復習をしっかりいただける方でしたら、ご本人のやる気さえあれば、しっかり取得できますのでご安心ください。

次回の連続講座の開催については未定のため、ご都合つく方でしたら是非この機会に学習いただけましたらと存じます。

残席は僅少になっていますので、ご興味をお持ちいただきましたらお早めのお申し込みのほど、よろしくお願いいたします。

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※情報は9月12日現在のものです。

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